職員インタビュー
言語聴覚士として
事業団で働くやりがいと
職場の魅力とは?
〜専門職ならではの魅力〜
井上:言語聴覚士の仕事をしてて思うのは、見て分かる力と、聞いて理解する力と、思っていることをお話しする力を3つに分けて捉えられるのってすごく大事だなって感じる。細かく評価できるから、この子は「これができない」だけじゃなくて、「これはできる」っていうのをちゃんと発見できるってすごいことだと思う。
久保田:事業団にきて思ったのが、できることに注目してるなっていうのは思ってて。前の職場ではできないところを見つけるのが仕事なのかなってモヤモヤしてたんだよね。でも、ここでは「これが難しいですね」で終わるんじゃなくて、できるところを見つけて苦手なところは伸ばしましょうっていう関わり方ができるのはすごく良いなって思う。
井上:評価は詳細にするけど、実際にお子さんを支援する時は「これが正解」とか「絶対こうしなければならない」っていう考え方がないのが面白いと思う。
久保田:正解がないから一緒に探そうっていう姿勢が職場全体にあるから勉強になるよね。
〜憧れや目標となる先輩方に囲まれて〜
井上:職場の先輩は、モデルになる方しかいないっていつも思ってて。目標となる先輩ばかりだから、誰に聞いても本当に勉強になる。
久保田:入職当初は、一年先に働いていた井上さんに「憧れの先輩いる?」って聞いたのすごく覚えてるんだけど「全員だよ」って言われて「そんなことある!?」って思ったんだけど、本当だった。
井上:周りの先輩方を見て、ちょっとその像に向けて頑張ろうとか、今のままじゃだめだとか、良い意味でも悪い意味でも考えられて、今までの人生の中で一番目標があるかも。
久保田:私も仕事や職場を転々として来たんだけど、初めて、ここで仕事続けたいな〜と思った。
井上:続けたら色々なことができるようになるって思えるもんね。知識も増えるし。
久保田:そうそう。出来ることがまだまだ沢山あるな〜って思う。
〜学べる環境の有り難み〜
井上:先輩方も、本を読んだり研修に参加したり勉強してる姿をよく見るよね。
久保田:経験年数を重ねても、職場内に「学ぶ姿勢」が根付いてるよね。常に最新の情報が共有されてるし、柔軟に取り入れようとする姿勢が常にある。
井上:先輩が「知識は人を優しくする。だから勉強する必要がある。」ってお話してたのもすごく心に残ってて。本当にその通りだなと思う。
久保田:そうだね。より良い支援ができるようにこれからも勉強を重ねていきたいよね。